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2026年1月 TikTok最新情報まとめ|マーケ指針となる「3つのトレンド」と「広告機能廃止」を解説

2026年の幕開けとともに、TikTokはその役割を「暇つぶしの動画アプリ」から「能動的な発見と検索のプラットフォーム」へと完全に進化させています。ユーザーは単に流れてくる動画を眺めるだけでなく、自身の興味や課題解決のためにTikTokを活用し、そこから得られる「感情的な価値」を重視するようになっています。

今月は、そんな2026年のマーケティング戦略の羅針盤となるトレンドレポート「TikTok Next 2026」の発表に加え、広告運用担当者にとって極めて重要な「カスタムアイデンティティ機能の廃止」といった大きな動きがありました。

本記事では、2026年1月に発表・実装された最新情報を厳選し、企業のマーケティング担当者が今すぐ押さえておくべきポイントを解説します。

①2026年版トレンドレポート「TikTok Next 2026」発表

2026年のTikTokマーケティングにおいて最も重要と言えるトレンド予測レポート「TikTok Next 2026」が、1月13日にTikTok公式より発表されました。これはAIによる分析と人間の洞察を組み合わせ、2026年に注目すべきユーザー行動や興味の変遷をまとめたものです。

発表日・発表元:2026年1月13日(TikTok Newsroom)

概要と特徴:今年のレポートでは、ユーザー行動の変化を示す3つの主要な「トレンドシグナル」が提示されました。

  1. Reali-TEA(現実のお茶=本音の共有):従来のSNSで見られた「キラキラした完璧な世界」への憧れは薄れ、ユーザーはカオスな現実や本音(Tea)を共有し合うことに価値を見出しています。「#TheGreatLockIn(自己改善のための引きこもり)」のようなトレンドに見られるように、完璧ではない自分をさらけ出し、共に成長しようとするコミュニティが形成されています。ブランドに対しては、AIアバターのような作り込まれた完璧さよりも、人間味(humanity)やユーモア、そしてその場の空気を読んだ「会話への参加」が求められます。
  1. Curiosity Detours(好奇心の寄り道):検索行動の進化です。ユーザーは特定の目的を持ってTikTokで検索を行いますが、その過程で予期せぬ発見(セレンディピティ)を楽しむようになっています。「好奇心の寄り道」こそが新しい発見の入り口であり、例えばK-popファンがアイドルの情報を探しているうちに、ペンライトに使う乾電池(Duracell)のファンコミュニティに熱中するといった、予期せぬブランドとの出会いが生まれています。受動的な視聴から、能動的な探求へとシフトしています。
  1. Emotional ROI(感情の投資対効果) :消費行動において、単なるコストパフォーマンス(費用対効果)以上に「感情的なリターン」が重視される傾向です。購入プロセスはより計画的になり、ユーザーは信頼できるクリエイターやコミュニティのレビューを通じて、その商品が自分にどのような「喜び」や「帰属意識」をもたらすかを厳しく検証します。衝動買いよりも、「なぜ買うのか(Why to buy)」という納得感が重要視されます。

ビジネスへの影響と活用:企業は、一方的な「宣伝」から脱却する必要があります。「Reali-TEA」の文脈では、企業の裏側や失敗談を含めた人間味のあるコンテンツが共感を呼びます。また、「Curiosity Detours」を意識し、自社のカテゴリー外の興味関心を持つ層とも接点を持てるような、幅のあるキーワード戦略やコンテンツ作りが有効です。そして「Emotional ROI」を高めるために、商品の機能だけでなく、それを使うことで得られる情緒的価値をクリエイターと協力して発信することが、2026年の勝ち筋となるでしょう。

参照元:Introducing TikTok Next 2026: Our Trend Forecast for Marketers for the Year Ahead – Newsroom | TikTok https://newsroom.tiktok.com/introducing-tiktok-next-2026-our-trend-forecast-for-marketers-for-the-year-ahead?lang=en

②TikTok広告「カスタムアイデンティティ」機能が完全廃止

広告運用担当者にとって、今月もっとも注意が必要な仕様変更がこちらです。これまでTikTokアカウントを持たずに広告配信を可能にしていた「カスタムアイデンティティ」機能が、2026年1月をもって完全に廃止されます。

実施時期:2026年1月

概要と特徴:「カスタムアイデンティティ」は、広告配信時に任意のアイコンや表示名を設定できる機能で、TikTokアカウントを開設・連携せずに広告を出稿できる利便性がありました。しかし、ユーザー体験の向上とプラットフォームの透明性・信頼性を高めるため、TikTokはこの機能を段階的に縮小し、2026年1月に完全撤廃しました。これにより、すべてのインフィード広告等の配信において、実在するTikTokアカウント(ビジネスアカウント等)との連携が必須となります。

ビジネスへの影響と活用:現在もカスタムアイデンティティを利用して広告配信を行っている企業は、直ちにTikTokアカウントを開設し、広告マネージャーと連携させる必要があります。対応しない場合、広告配信が停止するか、新規の入稿ができなくなる恐れがあります。 この変更は一見手間に思えますが、広告からプロフィールへの遷移が可能になるため、フォロワー獲得やオーガニック投稿への回遊が期待できるというメリットもあります。これを機に、広告専用の「捨てアカウント」ではなく、しっかりと運用を行う自社アカウントを育てる戦略へとシフトすべきでしょう。

参照元:『TikTok広告』カスタムアイデンティティを2026年1月に完全廃止 – note(株式会社オルグマ) https://note.com/allgrow_ad_marke/n/ncc7fcd305bd8

③Spotify共同プログラム「Buzz Tracker」1月度アーティスト決定

音楽とトレンドが密接に関わるTikTokにおいて、公式がプッシュするアーティスト情報は重要なトレンドの先行指標となります。TikTokとSpotifyが共同でアーティストを応援するプログラム「Buzz Tracker」の2026年1月度アーティストが発表されました。

発表日:2026年1月13日

概要と特徴:「Buzz Tracker」は、TikTok JapanとSpotify Japanがタッグを組み、次世代のアーティストを毎月1組選出してサポートするプログラムです。2026年1月度(第46弾)のMonthly Artistには、シンガーソングライターの「ふみの」が選出されました。 選出されたアーティストの楽曲は、TikTok内のバナーやプレイリストで強力に露出され、多くのクリエイターに使用される傾向にあります。今月は彼女の楽曲(例:「favorite song」など)を使用した動画投稿が増加することが予想されます。

ビジネスへの影響と活用:企業のTikTok運用において、BGMの選定は動画のパフォーマンスを左右する重要な要素です。「Buzz Tracker」に選出された楽曲は、その月にTikTok内で「聴き馴染みのある曲」として定着しやすく、おすすめフィード(For You Page)での表示回数向上にも寄与する可能性があります。 直接的に楽曲を使用できないビジネスアカウントの場合でも、こうした「音のトレンド」を把握しておくことは、流行の動画フォーマットや編集のテンポ感を理解する上で役立ちます。また、クリエイターとタイアップする際には、トレンド音源の使用を相談材料の一つとして持っておくとよいでしょう。

参照元:TikTokとSpotifyが共同でアーティストを応援するプログラム「Buzz Tracker」、2026年1月度(第46弾)のMonthly Artistに「ふみの」が決定! – PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001271.000030435.html

2026年、企業が目指すべきTikTokマーケティングの方向性

2026年1月の最新情報から見えてくるのは、「透明性」と「対話」への回帰です。これまでのような「広告だと気づかせないような広告」や「アカウントを持たずにCVだけを狙う運用」は、プラットフォームの仕様上も、ユーザー心理の上でも通用しにくくなっています。ここでは、今月のトピックを踏まえ、企業が具体的に取るべきアクションを3つの視点で提言します。

1. 「アカウントの顔」が見える運用への転換

「カスタムアイデンティティ」の廃止は、企業に対して「誰が発信しているのか」を明確にすることを求めています。これはネガティブな変更ではなく、ブランドの信頼性を高める好機です。 これからの企業アカウントは、単なる情報のショーケースではなく、人格を持ったコミュニティの一員として振る舞うことが重要です。「Reali-TEA(本音の共有)」のトレンドにもあるように、完璧に作り込まれたクリエイティブよりも、担当者の試行錯誤や、開発の裏側にあるストーリーなど、人間味が伝わるコンテンツを発信してください。それがユーザーとの「対話」を生み、エンゲージメントを高める第一歩となります。

2. 「検索」を意識したコンテンツ設計(TikTok SEO)

ユーザーの行動が「Curiosity Detours(好奇心の寄り道)」へと変化している今、偶然の出会いを待つだけでは不十分です。ユーザーが能動的に情報を探しに来たとき、自社のコンテンツがその「答え」として提示される必要があります。 具体的には、動画内のテロップ、キャプション、ハッシュタグに、ターゲット層が検索しそうなキーワードを自然に盛り込むTikTok SEOを強化しましょう。例えば、自社商品名だけでなく、「〇〇 悩み」「〇〇 活用法」といった、ユーザーの課題や興味に関連する幅広いキーワードを網羅することで、予期せぬ層からの流入(寄り道)を誘うことができます。

3. 「感情的価値」を伝えるクリエイティブ

「Emotional ROI(感情の投資対効果)」の時代において、機能訴求だけの動画はスキップされます。ユーザーは「それを買うことで、自分の生活がどう楽しくなるか」「どんな気持ちになれるか」を知りたがっています。 これを伝えるには、企業発信のメッセージだけでなく、第三者(クリエイターや一般ユーザー)の声を活用することが最も効果的です。UGC(ユーザー生成コンテンツ)を積極的にリポストしたり、クリエイターとコラボレーションして「リアルな体験談」を語ってもらったりすることで、商品に「感情的な付加価値」を乗せることができます。2026年は、どれだけユーザーの感情を動かし、共感を得られるかが、CV(コンバージョン)への最短ルートとなるでしょう。

まとめ|「広告」から「対話」へ。信頼と共感が成果を生む1年に

2026年1月のTikTokは、プラットフォームとしての成熟を強く感じさせるスタートとなりました。「カスタムアイデンティティ」の廃止は、企業に対して「ただ広告を出す場所」から「ユーザーと信頼関係を築く場所」への意識変革を迫るものです。また、「TikTok Next 2026」で示された3つのトレンドシグナルは、小手先のテクニックではなく、ブランドとしての「人間力」や「ストーリー」が問われる時代に入ったことを示唆しています。

企業担当者の皆様は、まずは自社アカウントの基盤を整え、ユーザーの「好奇心の寄り道」に自社ブランドが自然な形で登場できるよう、コンテンツの種まきを進めていきましょう。本記事で紹介したトレンドを意識し、2026年のスタートダッシュを切ってください。

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この記事を書いた人

ラクバズ編集部

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